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時事出版の階段
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    沖縄時事出版は、沖縄学販ビルの3階と4階にあって、企画部はその4階にあります。
    沖縄学販ビルの沖縄学販とは、沖縄時事出版の販売代理店で、時事出版は販売代理店のビルを利用しているという形になっています。

    今から20年以上前、私が学生のころ、初めて時事出版の階段を上って社内に入ったとき、「うわっ!!」としました。
    なぜなら、「汚かったからです」。パテーションで2つに仕切られた4階のその部屋(編集部)は、私からすると不思議な感じで机が並べられ、部屋の奥の窓には、なぜか栄養ドリンクの小瓶が、数十個、並べられています。机には、灰皿が置かれている人もいて、喫煙しながら作業することもあるのだと、煙草を吸わない私は思ったものでした。

    学習指導要領は10年に1回、改訂されるのですが、指導要領が改訂されれば教科書も当然改訂されます。教科書が改訂されれば、当たり前に教材類も改訂されます。
    しかも、当時は、学習内容が減る方向で指導要領は改訂されていたので、教科書の改訂幅、教材の改訂幅はたいへん大きなものでした。私が入社したのは、まさに、その10年に1回の改訂作業を行っているとき、猫の手も借りたいほど忙しく、一部の人には栄養ドリンクが欠かせず、飲んだあとその小瓶を窓に並べたくなる(?)ぐらいのときだったのでした。
    だから編集部の皆様方も、清掃まで頭が回らなかったのではないかと、その後の編集作業を経験した私は考えるようにしています。

    ま、ぶっちゃけると、おっさんしかいない職場なんできれいにしようという意識が少なかったのが事実でしょうけど。

    それから、現在にいたるまで何万回と上り下りしている時事出版の階段、厳密には、沖縄学販ビルの階段。このビルには、自動昇降機の類(エレベーターやエスカレーターなど)がないので、階段を自力で上り下りしているわけです。荷物があろうがなかろうが、とにかく、自力で上り下りせざるを得ないわけです。

    毎朝、必ず1階を通り、2階を通り、3階を...で、4階につきます。その間、ほぼ毎回、2階の沖縄学販の人と顔を合わせます。
    「おはよう」で済むときには良いのですが、たまに打合せをしなくてはならないこともあります。
    先方は既に出社しているので良いのでしょうが、こちらはまだ、タイムカードも押してなく、時間を取りそうな雰囲気だと遅刻しないかはらはらしたりということもなくはありません。

    時事出版の階段は、厳密には沖縄学販ビルの階段は、そんなこんなの日常の入り口なのです。
    私も、打合せに来られる先生方も校正を持ってこられる印刷会社の人も全てこの階段を上ってやって来ます。

    原稿や校正のために打合せに来られる先生方、そのこだわりを伺うのは私の楽しみの一つです。編集者ですからね。
    教材は、教科書に沿ってつくることが当たり前です。でも、その教科書の理解の深さ、教科の理解の深さを先生方に伺うとすごく興味深く感じます。
    算数や数学の教科書に載っている図に名前があるって知っていますか?
    例えば、テープ図、数直線図、面積図、アレイ図...、教材編集者になって初めて耳にした言葉です。













    立方体(正六面体)の展開図は、パターンが11こ以外にないって知ってました?
    そんなこと、学校で教わった覚えもないけど、職業柄、先生たちは当たり前に知っていて、やさしく私に教えてくれます。



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